【治療前と後では、人はこれだけ変容する】
2016年6月23日
【治療前と後では人はこれだけ変化する】
20代の男性のクライエント様、パニック症で来所したのは、ちょうど一年前。
写真左が治療前で、右が治療後になります。この心理検査は、心を可視化できるTEGⅡ(東大式エゴグラム)と言う性格検査です!
「性格は変えられない」と一般的に言われますが、変わろうとしていないだけだと私は思います。
まずは、自己を知りそこからどこをどうしていきたいのか?をクライエント様と共に治療をしていきます。
治療の中核は、認知行動療法ですが、その結果が明らかに変容した事が分かります。
内容の詳細はここではお話ししませんが、左は、1番右のACの数値が満点に対し、治療後の左は、下がっている事がお分かりいただけると思います。
そして、心的エネルギーも左に比べ、右は全体的に上りエネルギッシュな印象を与えられるまで変わりました。
こうして、人の心は「見えない」ものなので、いかに「可視化」できる客観的データを提示できるか?カウンセリングでは、必要不可欠要素になります。勿論、このデータだけでは、良くなったかどうかを判断するには、短絡的かもしれないことを念頭に入れ、クライエント様と共に面接の中で話していきます。
この男性クライエント様は、現在では元のご自身を取り戻し、日々充実した生活をされてカウンセリングは終了致しました。
生きづらさを感じてらっしゃるのなら、まずはご自身から見つめ直してみてはいかがですか?
(ご本人の了承のもと投稿させていただいてます。)
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