うつ病を克服したAさん(男性)
2013年4月15日
彼が当カウンセリングルームにお越しになったのは
去年の12月初旬でした。初回面接の結果それ程の重度のうつではないようにお受けできました。
しかし、体には様々な症状が出ておりとても辛いとの事・・・
当カウンセリングルームではまず自我状態分析(交流分析)を実施します。
彼の場合は、やはりAC(順応な子ども)が一番高く、うつ病を発症する方の実に90%の方この数値が高いのです。
私は彼に対し「認知行動療法」を施術しました。
彼が卒業出来たのは他でもなく「自分で治すんだ」と言う意思がとても強かったことです。
それから、彼は忠実に認知行動療法を使い日頃から自分の「考え方のクセ」を意識するようになり、
その効果は目を見張るようでした。
毎回のセッションでは、自分から「○○を実践で試してみました」など、とても積極的にうつと向き合っていました。
その甲斐あって、彼は4ヶ月で克服をしました。
(以上ご本人の許可のもと掲載させていただいてます。)
私が皆様にお伝えしたいことは「自分に病気を治す力がある」と言う至って当たり前のようかもしれませんが、
これに「気づく作業」が大切なのです。
薬で良くならないんです。
カウンセラーに何とか治してもらいたい。など・・・
その時点で、自分の治す力を否定してしまっている方がとても多いのが現状でもあります。
私の役割はこの力を引き出してあげる事なのです。
カウンセリングとは?と聞かれ一言で言うならこの事をお伝えするでしょう。
今回Aさんのお陰で、改めてその力を証明できました事を感謝申し上げる次第です。ありがとうございました。
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